金庫の開錠は種類によって難易度がかなり違います
どうもこんにちは!タウンロックです!
鍵屋として仕事をしていると開かない金庫を開けて欲しいという依頼がやはりあります。
これはおそらくどんな鍵屋さんでも経験あることだと思うのですがもしかしたら開錠依頼でいうと住宅よりも金庫のほうが多いかもしれないです。
金庫の開錠依頼というのは個人はもちろん事務所の金庫だったり学校や役場なんかも鍵屋さんによってはあるかと思います。
ただ一口に金庫と言っても種類がかなりあります。
が、大きく分けると3つほどになります。
・家庭用で成人男性なら一人で持ち上がる程度のダイヤル+カギで動作するタイプ
・業務用で冷蔵庫ぐらいの大きさでダイヤル+カギで動作するタイプ
・テンキーやカードキーなど電子制御されているタイプ
以上が大きく分けた金庫のタイプです。
家庭用・業務用に関わらず『番号は分かるけどカギがない』『カギはあるけど番号が分からない』『どちらもない』によって開錠の難易度は変わってきます。
また業務用になるとどの状態であっても開錠はかなり困難でもしかしたら丸々1日かかる可能性もあります。
それ以上かかる可能性も十分あり得ます。
難易度とは違うのですが、まれに業務用金庫でカギもあるし番号も分かって合っているのに開かないということがあります。
これは原因があって、そもそも業務用金庫の扉は非常に重くそれを支えているのは片側にしかついていなチョウバンだけです。
そのチョウバンが経年劣化でズレてくると扉が重さで下がります。
そうすると扉が枠にあたってしまい扉が開かなくなることがあります。
この状態であれば扉を浮かすか思いっきり引っ張れば扉は開きます。
話が逸れましたが、次が電子制御タイプの金庫です。
このタイプは非常に厄介でメーカーや機種によって内部構造がバラバラなので鍵屋でも毎回違うタイプと思わせるぐらいです。
最終的な開錠のためのアプローチというかいじる部品というのは分かるのですがそれがどこにあるか分かりません。
なので家庭用の小さい金庫だとしても非常に時間がかかる場合があります。
最後に、どの金庫もチョウバンを切れば扉が開くと結構思われがちなのですが、チョウバンを切っても扉が開く金庫はほとんどありません。
金庫がロックしている仕組み上扉を開けるにはちゃんと鍵を動作しないと開かないものがほとんどです。
なので、金庫開かないから壊して開けようと思ってチョウバンを切っても無駄な労力になる可能性がありますのでご注意ください。
それでは、最後までお読みくださりありがとうございました。
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