鍵屋をやるのに資格はいるのか?
どうもこんにちは、タウンロックです!
今回は鍵屋をやるのに資格はいるのか?について書いてみたいと思います。
先に結論を話しますと、資格はいりません!
本当に!?と思われるかもしれませんが鍵屋をやるだけなら資格はいりません。
鍵屋と一言に言っても、やれることは沢山あってその鍵屋さんが何をやって何をやらないのかにもよるとは思います。
よくホームセンターや金物屋さん、中には駄菓子屋さんやなどでも合鍵作成をやっているのを見たことある人も多いと思いますが、この人たち全員鍵の資格を持っているとは限りません。
特に資格を持ってないとやっちゃダメと決まりがあるわけではないので。
鍵の開錠を行っている人も、全員必ず持っているとは限りません。
鍵の開錠道具は基本的には一般には手に入らないし所持が禁じられています。
ただこれも条文を読むと業務で使用する場合は所持・使用して良いという解釈です。
実際に、鍵屋を始めて開錠道具を購入しようと思いいざ購入先を決めて進めたときも念書と身分証のコピーを送ってOKでした。
しかし世の中には鍵の資格というのは存在します!
ちなみにどんなものがあるのかと言うと、
・鍵師(日本鍵師協会)
・錠前技師(日本錠前技師協会)
・錠施工技師(日本ロックセキュリティ協同組合)
などなど
代表的なものはこの三つですかそれぞれ特色があります。
鍵師
鍵屋だと聞くとよく『鍵師だ』と思われる方もいると思いますが、鍵師というのは日本鍵師協会の試験に合格した人を鍵師と呼びます。
なので鍵屋だからと言ってみんなが鍵師というのは厳密にいうと間違いです。
また、この鍵師に関しては一級と二級が存在しています。
二級に合格して一定の期間後に一級の試験を受けて受かった人だけが晴れて一級鍵師となりますね。
この資格は鍵の開錠に特化している印象があります。
錠前技師
前述の鍵師に近く、開錠をメインとしている資格です。
こちらは試験などはなく協会が定めたカリキュラムを受講して卒業と同時に資格が付与されるというものです。
ちなみに私はこの錠前技師の資格を持っています。
実際にはここのカリキュラムは座学などはほとんどなくやり方を教わってあとはひたすら練習するという内容です。
開錠がメインのカリキュラムですがもちろんそれ以外にも鍵屋として役立つカリキュラムもあってやってよかったと思える内容であり資格でした。
錠施工技師
こちらは前の二つとはちょっと異なります。
試験を受けるためには組合員になり規定の講座を受けたのちに試験を受ける形になっています。
そのため鍵屋をやる前にこの資格を取得するというのは実質できないのかもしれません。
そしてこの資格は前述の二つの資格とは異なり開錠ではなく錠前を取り付けることに特化しています。
工具を使って扉に新しい錠前を取り付けるといったような工事系に特化した資格ですね。
以上が代表的な資格のご紹介です。
これ以外にもあるとは思いますがこの三つが主な資格です。
この資格が意味することを理解すると鍵屋に何か依頼したときに余分な費用を払わなくてすることに繋がるかもしれません。
例えば工事に特化した錠施工技師の鍵屋さんに開錠を依頼した場合、本来なら鍵を開けるだけで済むことが『鍵を壊して開錠→壊した鍵を新しい物に交換する』といった本来ではかからなくてもよかったかもしれない費用まで払わなくてはいけなくなってしまいます。
ほとんどの鍵屋さんは開錠しかやりませんとか工事しかやりませんというのはないと思いますが選ぶときの基準に資格を知るのは良いのかもしれませんね!
それでは今回はこの辺で。
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